今回の記事では、
- オーバーシュートって何?
- オーバーシュートに対する戦略は?
- 利益にするには?
FXで「オーバーシュート」って言葉はよく聞きます。
特にポンド系などよく動く通貨ペアで起こります。
そんなオーバーシュートについて掘り下げてみようという記事となっています。
今回ご紹介している内容を覚えておけばオーバーシュートに対してトレードを仕掛けることができると思います。
オーバーシュートって何?
一言で言うと「相場が予想以上に動いた」という現象を表します。
為替市場の動きを常にみんなが予想してトレードしていますが、必ずしも読み通りに動くわけではありません。
未だに100%的中し続ける予想がないのもFXの面白いところでもあります。
オーバーシュートが起こる理由としては、「経済指標発表」「要人の発言」「大口、国の為替介入」「天変地異」「システムエラー」etc…。
予想外に動くと言うことは世の中で予想外のことが起きたとも言えるかもしれません。
東京時間で起こることは稀ですが、ロンドン時間、ニューヨーク時間では起こりやすいです。
最近では2019年の新年早々巨大オーバーシュートが発生してます。

ドル円でコレですから日頃からボランティリティーの大きい通貨ペアではさらに大きく動くのが特徴です。
オーバーシュートが起こる理由を補足
分かりやすいのは各国の「経済指標発表、要人の発言」での動きが挙げられます。
こういったファンダメンタルズ要因で価格が予想以上に動いてしまう状況は比較的多くあり、オーバーシュートの原因になっています。
特にオーバーシュートが起きやすい時間帯は「ニューヨーク市場、ロンドン市場」です。
これらの市場が動いている時間は大量の資金が動いているため大きな動きに対して一気に相場の力が一方方向へ流れていく傾向にあります。
一方方向へ動いてしまうと損切りやロスカットによって流れに拍車がかかります。
タイミングを間違えると命取りになってしまうので注意が必要です。
さらに、元からボランティリティーが高い通貨ペアはより動くため、冷静なチャート分析をしましょう。
オーバーシュートを利用して利益にしたい
短期でトレードする場合、オーバーシュートを利用するのは難易度MAX。
オーバーシュートしている方向に飛び乗るか、逆張りするかの2択になります。
大事なことなのでもう一度。
「飛び乗るか、逆張りするか」の2択しか戦略はありません。
上手く成功できれば短期間でかなりの利益を出すことができます。
しかし、値動きが激しすぎて一瞬でロスカットのリスクもあります。
まさにハイリスク・ハイリターン!
1分足や5分足など短い時間足では訳が分かりません。
できれば日足や4時間足で方向を確認して15分足、1時間足でエントリーポイントを探るのが良いかと思います。
エントリーと一緒に利確ポイントも一緒に設定することをおすすめします。
場面としては明らかに「勝負師の勘」が必要となります。
初心者の場合はあまりにもリスクが高すぎておすすめはしませんが、とてもいい経験にはなると思います。
2020年は値動きの大きな年になりそうなので、お試しあれ〜。
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